障がい者に配慮したサイトを作ること!...だけじゃない?(ウェブアクセシビリティ入門編)
はじめまして!ディレクターの古澤です。
事務職から一転、昨年、Web業界へと足を踏み入れました。
ウェブアクセシビリティに関することをメインに、色々発信していきます!
早速ですが、みなさん。
「ウェブアクセシビリティ」って、ご存知でしょうか?
多少知ってる方だと、こう言うかもしません。
「知ってるよ、『障がいを持っている人もホームページを見れるようにすること』でしょ?」
うーん、惜しい!
何が惜しいかって?
ウェブ アクセシビリティは、障がい者に対応することだけでは無いのです。
では、ウェブアクセシビリティって、いったい何なんでしょう?
日本Webアクセシビリティ協会によると、 ウェアクセシビリティは以下の様に定義されています。
Webアクセシビリティとは、主に高齢者や障害者など身体に障害や不自由のあるWeb利用者に配慮したホームページなどのWebサービスを提供し、アクセスした誰もが容易に情報を共有できる状態にあることをいいます。
http://www.jawaa.or.jp/Accessibility/Accessibility.html
注目すべきは文末です。
『 アクセスした誰もが容易に情報を共有できる状態にあることをいいます。』
『 アクセスした誰もが容易に情報を共有できる状態にあることをいいます。』
そう、ウェブアクセシビリティとは、『サイトにアクセスした誰もが』平等に情報を得られるようにしよう、という考えのことなんです!
この『誰も』には、男性も、女性も、元気な若者も、目の見えない方も、ご年配の方も、日本語が読めない国外の方も、皆含まれています。
障がいを持った方のことだけを考えるのではなく、色んな人がサイトを見ることを考えないといけないんですね。
ウェブアクセシビリティを確保する、ウェブアクセシビリティに配慮する、といった言い方をよく見ますが、
「誰もが平等に情報を得られる状態を維持しよう」
「そんなサイトになるよう、配慮しよう」
という意味なんですね。
さて、ここで冒頭の質問をもう一度。
「ウェブアクセシビリティっ」て、ご存知でしょうか?
ウェブアクセシビリティとは、サイトにアクセスした誰もが平等に情報を得られることである。
皆さん、もう自信を持って答えられますね!
今回は、ウェブアクセシビリティのほんの入り口のことをお話ししました。
次回からは、具体的な対応方法や関連JIS規格など、さらにウェブアクセシビリティの世界に踏み込んでいきます!
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