商品・サービス紹介サイトの問題点について考える

こんにちは!ディレクターの古澤です。

普段は自治体様のwebサイトを担当させていただくことが多いのですが、今回、商品・サービス紹介サイトのリニューアルに立ち会うことになりました。

折角の機会ですので、商品・サービスの紹介サイト、その中でも特にトップページについて、参考にしたい良い事例をまとめてみます。


商品ページのトップは「チラ見せ」で詳細へ誘導する

商品・サービスサイトのトップにあたるページです。

LPでは無いので、長々と商品のピーアールをしても、探したい情報にたどり着けません。
このページでは、簡潔に商品の特徴を述べ、もっと詳細を知りたいと思わせることが重要です。
詳細を知りたいと思わせるには、このページで詳細の内容をチラ見せしておくことが効果的です。
たとえば、このとんがりクンCMSの商品ページ

メインビジュアルで「とんがりクンCMSとは?」への誘導、
下に「よくいただくご質問」への誘導、
右側には「問い合わせ」と「導入実績」への誘導があります。

このようにユーザーが知りたいであろう情報をチラ見せしておくことで、もっと詳細を知りたい!と下層ページへ進んでもらいやすくなります。


商品の特徴は画像を使って説明する

以下の2つのサイトを見比べてみてください。

左は富士通のINTERCOMMUNITY21共通シリーズのサイト、右はサイボウスのkintoneのサイトです。

左は文字のみで商品の特徴が紹介されており、右は短い文とイメージ画像で商品の特徴が紹介されています。

もしあなたが複数の類似商品を検討しているとしたら、印象に残るのは右のサイトになるのではないでしょうか?
人の脳は文字よりも絵・写真の方が記憶しやすいので、テキストでくどくど説明するよりも、短い文とイメージ画像で特徴をアピールした方が、人の記憶に残りやすくなります。


使用イメージの画像・動画で「自分が使う時」を想像させる

ユーザーが実際に商品・サービスを購入するかどうかの決断時において、口コミやレビューはとても有効ですよね。
これらがなぜ有効なのかというと、これらを読むことで自分がその商品を使う場面を想像出来るからです。その想像がリアルであればあるほど、ユーザーは購入の決断をしやすくなります。

服を買う時、モデルの着用イメージがあると、自分がその服を着た場面を想像しやすいですよね?
ゲームを買う時、プレイ動画があると、自分がプレイする場面を創造しやすいですよね?

商品サイトにも、実際に使用している場面の画像や動画を入れることで、ユーザーが商品の使用場面を想像しやすくなります。
ブラウザで管理画面にログインするような商品なら、スマホのアプリストアのように、管理画面のキャプチャ画像が複数あると良いですね。

ユーザーレビューと使用イメージ画像(or動画)、両方用意できれば素晴らしいですね!


次回はトップページ以外のページ、事例紹介ページやお問い合わせページなどにフォーカスをあててみたいと思います!


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